問98. 道徳律はどこに要約され、どこに含まれていますか?

 問98. 道徳律はどこに要約され、どこに含まれていますか?

答え:道徳律は十戒に要約され、含まれています。十戒はシナイ山で神の声によって語られ、神ご自身によって二枚の石板に記され、出エジプト記20章に記録されています。最初の四つの戒めは神への義務を、残りの六つの戒めは人への義務を定めています。


道徳律が戒めとして刻まれた二枚の石板は、二段階に分けて作られました。

最初の二枚の石板は神ご自身によって作られ、モーセに与えられましたが、二枚目の二枚の石板はモーセによって作られなければなりませんでした。最初の石板は神の民が守り行わなければならないことを示し、二枚目の石板は民が心に刻み、神の御心を思い、実践するためのものでした。

最初の石板と二枚目の石板は、最初の人アダムと最後の人アダムに似ています。最初の人アダムは罪の体を与えられ、二枚目の人アダムは霊の体を与えられました。ですから、二枚目の石板は聖徒たちの心の中に建てられた神殿のようなものです。最初の石板は砕かれ(死に)、次の二枚の石板は新たに刻まれ(生まれ変わり)、契約の箱(聖徒たちの心の神殿)に納められます。

詩篇40篇8節、「わが神よ。私はあなたの御心を行うことを喜びとします。あなたの律法は私の心の中にあります。」二枚目の石板は私の心の中にあります。

二枚目の石板は新しい律法、すなわちキリストの律法の下にある人々です。コリント人への第一の手紙9章21節には、「律法のない人には、私は律法のない者のようになりました。私は神に対して律法のない者ではなく、キリストの律法の下にある者です。それは、律法のない人々を得るためです。」とあります。

最初の二枚の石板は与えられ、金の子牛の出来事を通して、人間がそれを守ることができないことが示されました。しかし、それらの中に、神の慈しみと憐れみがあふれていました。それが二番目の二枚の石板です。ですから、二番目の二枚の石板と共にエホバの名が宣べ伝えられるのです。

一番目の石板は最初の人間アダムと罪について、二番目の石板は最後の人間アダムと恵みについてです。一番目の石板は十字架の死について、二番目の石板は復活についてです。ヨハネ1章17節には、「律法はモーセを通して与えられたが、恵みと真理はイエス・キリストを通して来た」とあります。

結論として、道徳律法と呼ばれる戒めの内容についてですが、一番目の戒めは石板に刻まれ、従うことを強制されますが、二番目の戒めは石板を通して心に刻まれ、神の御心を識別し、それに従って行動することを強制されます。二枚の石板の二番目の戒めを守るということは、心に刻むことなのです。

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