問94. 堕落後、道徳律は人間にとって何らかの役に立つでしょうか?

 問94. 堕落後、道徳律は人間にとって何らかの役に立つでしょうか?


答:堕落後、道徳律によって義と命を得る者は誰もいません。しかし、それは再生した者にも再生していない者にも、すべての人にとって大いに役立ちます。

律法は613の規則から成ります。これらの多数の律法は、その性質により、儀式律法、民法、そして道徳律法の三つに分類できます。

儀式律法とは、様々な犠牲や宗教儀式に関する規則を指し、これらの儀式律法は、原型であるキリストによって既に完成されています。イエス・キリストは御自身の体をもって犠牲となり、自ら神殿となることで、旧約聖書の儀式の規則をすべて完成されました。ですから、キリストにある者は、神殿に行って動物を屠って犠牲を捧げるといった儀式律法に従う必要がなくなりました。

民法は、民事事件または刑事事件を解決するための法律であり、主に司法上の規則で構成されています。この律法もモーセの時代のイスラエルの状況に合わせて作られたため、現代にそのまま適用することは困難です。各国はそれぞれの状況に適した民法を制定し、適用しています。ですから、キリストにある者には、肉においては自国の法が適用され、霊においては聖霊の律法が適用されます。ですから、今日のクリスチャンがイスラエルの民法に従わなければならないと言うのは意味がありません。

道徳律とは十戒などの倫理法を指しますが、律法と道徳には明確な違いがあります。道徳を律法として適用するならば、その規定に従って行動しなければならず、行動しなければ罰せられます。今日のクリスチャンにとって、律法としての道徳律は不要です。なぜなら、それは聖霊の律法として適用されるからです。

ローマ人への手紙 8章1-2節「ですから、キリスト・イエスにある者は、もはや罪に定められることはありません。なぜなら、いのちの御霊の律法が、キリスト・イエスによって、罪と死の律法から、あなた方を解放したからです。」

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