問93. 道徳律とは何ですか?
問93. 道徳律とは何ですか?
答え:道徳律とは、人類に宣言された神の意志です。それは、すべての人が、心を尽くし、魂を尽くし、力を尽くし、神と人に対するすべての義務を尽くし、聖潔と正義をもって、永遠に、個々に、そして完全にそれを守り、従うことを指示し、要求します。道徳律は、それを守る者に命を約束し、それを破る者に死を脅かします。
道徳律は、人間の行動が律法の境界を越えることを防ぐ規則のようなものです。道徳律は、すべての律法の中で最も制限の少ないものです。したがって、神はイスラエル人に、道徳律を律法の境界内に保つように命じました。
道徳律をよく守る人は神に対して善人であり、守らなくても悪い人ではありません。道徳律を通して神の意志を実現する人は善人であり、実現しない人は、どんなに規則をよく守っていても善人ではない、ということではありません。神の御心は、道徳律を通して、人間が神の言葉を完全に守らず、また守ることのできない存在であることを悟らせることです。
大教理問答92-98は道徳律について述べています。道徳律は厳格に守らなければならない宗教生活の規則であり、そうすることで神の戒めを守っているのだと述べられています。そして、道徳律は十戒に要約され、含まれていると述べられています。
神が十戒を人々に与えたのは、戒めを厳格に守るためではなく、それを心に留め、神の御心を理解し、状況に応じて神の御心に従って行動するためです。しかし、律法主義のような教義は、信者をさらに縛り付けます。それは彼らにくびきを負わせるようなものです。しかし、人間は律法の規定を厳格に守れる存在ではありません。もし、自分たちが律法の一つさえ守れない存在であることを自覚していたなら、神が人々に律法を与えた意図に気づいたはずです。
コメント
コメントを投稿